大崎 梢 『平台がおまちかね』2011/08/21



この本、9月に創元推理文庫で文庫本として売り出されるそうですので、読みたい方、しばしお待ちを。

「平台」とは業界用語ですか?演劇用語にもありますね。
表紙を見ておわかりのように、本屋の棚の下にある平台のことです。
前は書店員の話でしたが、今度は老舗ながら中ぐらいの規模の出版社、明林書房に勤め、営業をやっている井辻智紀君のお話です。

出版社の営業って何をやっているのかと興味がありますね。本に書いてあるのは各書店回りをやって注文を取る以外に新刊書の刊行時期、初版部数の決定、販促物の作製、手配、在庫管理、市場調査、広告、イベントの仕掛けなどなど、たくさんの仕事です。

智紀君の前任者はどの本屋でも重宝にされていたやり手。行くたびに「○○さんは?」と聞かれ、自分は自分だと言い聞かせる毎日。

本屋巡りをしているうちに、変な、いいえ、個性的な他の出版社の営業マンと知り合いになります。
女好きでチャラチャラした遊び人風の真柴。彼にはいつも「ひつじくん」と呼ばれています。彼とはいいコンビです。
巨体でふくよかなため、真柴に「太川」と呼ばれる細川。ギャング団のボスか古株の刑事かという風貌の岩淵。
この3人が書店員の中でマドンナを見つけ、マドンナを守る会のようなものを作っています。ついでに智紀も仲間にされているような感じです。

そう、この本も本屋にまつわる謎の話です。

平台に一冊の本が置かれるためには、どれほどの営業マンたちの汗と涙が必要なのかがわかって、これから書店に行ったら平台をちゃんと見ようという気持ちになりました(ウソ)。


野菜をあまりたべていないので、野菜を食べに行ってきました。


窓から街路樹が見えるお店です。
サラダバーでは立川産の小松菜と北海道産のプチトマトが美味しかったです。
私一人で食べ過ぎたせいか、後から普通のトマトになってました。


お店の照明の下では野菜も美味しくなさそうに見えますね。
最後に卵とゴールデンササニシキが出て、久しぶりに卵かけごはんを食べました。究極のご飯のおかずは卵か、納豆か?