「オリエント急行殺人事件」を観る ― 2022/10/22
本を読む前に映画を観てみました。といっても一度読んでいるので、原語で読もうと思っていますが、どうなることか…。

ケネス・ブラナーが監督、主演です。
そのため本のポアロとはちょっと違います。
髭がとても立派で、髭を生やす理由は二作目の「ナイル殺人事件」で明らかになります。
どうもポアロにはカトリーヌという看護師の彼女がいたようです。
映画では最後の方に大立ち回りがありますが、原作のポアロはもっぱら灰色の脳細胞を働かせるだけですよね。
朝食に食べる卵の大きさがそろわないと食べないという迷惑な客です(笑)。
卵を取ってくる子どもが可哀想。
食べ物と言えば、スイーツに目がないようです。他人のケーキを少しもらって食べるんですから。
そうそう、相棒のヘイスティングズは残念ながら登場しません。
エルサレムで窃盗事件を解決し、イスタンブールに到着したポアロは友であるブークと偶然、再会する。
ブークは国際寝台車会社の重役をしており、急遽ロンドンに帰らなければならなくなったポアロのためにオリエント急行の乗車券を融通してくれることになる。
冬になると乗客は減るというのに、何故かポアロの乗ったオリエント急行は満室だったが、ブークの采配でポアロは一等席に乗れる。
翌日の朝食後、富豪で悪徳美術商であるラチェットがポアロに話しかけてくる。彼は命を狙われているので、ポアロに護衛を頼みたいと言うが、ポアロは断る。(この時にポアロはケーキを少しもらうのよ)
その夜、列車が雪崩により脱線し、救助隊が来るまで乗客たちは列車の中に閉じ込められることになる。
朝になり、ラチェットの朝食を運んで来た執事がノックするが、ラチェットは出てこない。
ポアロが鍵を壊し、室内に入ると、ラチェットは死んでいた。
12ヶ所を刃物で滅多刺しにされており、犯行は0時から2時頃だという。
ポアロはブークに警察が来るまでに犯人を探して欲しいと頼まれる。
列車にはポアロがフェリーで見かけた家庭教師のメアリ・デブナムと医者のアーバスノットが乗っていたが、何故か二人は親しくないと言う。
他の乗客はラチェットの秘書のヘクター・マックィーンと執事のエドワード・ヘンリー・マスターマン、未亡人のハバード夫人、宣教師のピラール・エストラバドス、大学教授のゲアハルト・ハードマン、犬連れのドラゴミロフ侯爵夫人とメイドのヒルデガルデ・シュミット、、自動車のセールスマンのビニアミノ・マルケス、ダンサーのルドルフ・アンドレニ伯爵と妻のエレナ、そして車掌のピエール・ミシェル。この13人、全員にアリバイがある。
さて、ポアロはこの13人の中から犯人を捜し出せるのか。
ハバート夫人役のミッシェル・ファイファーは年を取っても美しいですねぇ。
セルゲイ・ポルーニンは初めて映画に出演したというのですが、あまり出番がなくて残念。短気な役柄なので、ソンをしているかも。
ジョニー・デップは品性が下劣な野郎の役がぴったりでしたわ。
ケネス・ブラナーのポアロは…わたしはあまり好きではないです。
犯人当ての場面の朗々と声を張り上げるところがもろシェークスピア俳優で、あまりかわいげとか茶目っ気がないポアロです。
本を読んでいたので、犯人はわかりましたが、それでなければわからなかったと思います。
最後をどう思うのか、人それぞれでしょうね。
犯人を推理するというよりも、豪華なオリエント急行の内装や俳優たちの衣装とかを楽しむ映画だと思いました。
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